外構工事とは住宅の建築における、いわゆる屋外の工事を指します。
外構工事には例えば、カーポートの設置、門や塀の設置、庭石や庭の物置小屋の設置などがあります。このような外構に当たるオブジェクト全般を「エクステリア」と呼ぶ場合もあります。
注文住宅の依頼を受注するハウスメーカーや工務店は外構工事のノウハウも持ち合わせているため、家を建てる際に同時に外構工事を依頼することも可能です。しかし建設会社の中には、外構工事を得意とする会社もあるため、エクステリアにこだわりたい場合は外構工事の得意な建設会社を探してみるのがおすすめです。
この記事では栃木県を施工エリアとする、外構工事が得意な建設会社を紹介します。
外構工事は家を建てる技術とは少々異なる要素があるため、家づくで優れた実績を持つ建築業者でも、必ずしも外構工事が得意とは限りません。ある程度エクステリアにこだわりたい場合は外構工事での信頼性が高い建築業社を選ぶことをおすすめします。
場合によっては家を建てる業者とは別の業者に外構工事を依頼する、という方法もアリです。
外構工事業社の選び方で大事なポイントは「料金の安さに惑わされないようにする」という点です。外構工事を依頼する際に、なるべく安くするために複数の業者に相見積もりすることは可能ですが、単純に一番安い業社を選ぶのは少し危険かもしれません。
工事費用が格安の場合は何かしらカラクリがあると考えるべきです。例えば外構工事の場合ならば、丈夫なつくりにするために必要な目に見えない資材を減らしたり、技術力の低い職人を使ったり…といったようないわゆる手抜き工事につながる可能性が高いのです。
業者の立場から考えると、相見積もりで自社を選んでもらうために頑張って料金を抑えるわけですが、建築業はその性質上、「安かろう悪かろう」になりやすいことは覚えておくべきです。
まともな業者であれば料金に関して、これ以上の値下げはまともな工事が出来ないため無理です、とキチンと説明してくれるはずです。
優良の建築業社はアフターケアもしっかりしている傾向があることも覚えておきましょう。
栃木県の地形は北西部に白根山、男体山などの山々が連なり、東部にもなだらかな山地になっており、南部に平野が広っています。そのため同じ栃木県でも北部の山間部は比較的降雪が多いのですが、宇都宮市や栃木市などの南部の平野部は、冬でも雪が積もることは少ないです。ただし雪が少ない南部でも冬の気温は低く、氷点下になる日も珍しくありません。そのため雪が積もってなくても路面が凍結することが多いため、栃木県全般で冬は自動車にスタットレスタイヤが必需品となります。
栃木県での外構工事でエクステリアを家の敷地内に設置する場合、比較的降雪が多い北部では雪の影響を考える必要があります。例えば雪が多い地域の住宅は屋根に積もった雪が自然に落ちるように傾斜の鋭い屋根の構造が多いのですが、当然、屋根から雪が落ちてくる場所はたくさん雪が積もり、そのような場所にカーポートや物置小屋を設置するのは無理があります。
雪が積もると雪かきが大変なため、玄関からカーポートまでの距離はなるべく離れていないほうが何かと便利になります。
以上のように栃木県では北部に比較的降雪が多いため、外構工事は雪の影響を考慮することが大切です。